上田綺世、味方サポの花火で30分中断 異例の一戦で2戦連発
エールディビジ第3節、フェイエノールトが敵地でカンブールを5-2で撃破。先発した上田綺世は前半アディショナルタイムにPKを沈め、2試合連続ゴールを記録した。
現地時間8月23日、エールディビジ第3節でフェイエノールトが敵地でSCカンブールを5-2で撃破した。先発した日本代表FW上田綺世は前半アディショナルタイムにPKを沈め、2試合連続ゴールを記録した。
味方サポの花火で試合が約30分ストップ
この日のカンブール戦は、序盤から異例の展開だった。複数の報道によると、前半10分過ぎ、アウェーに乗り込んだフェイエノールトサポーターのエリアから発煙筒や花火が上がり、審判団が試合の中断を指示。再開までおよそ30分を要したと伝えられている。
応援するチームのサポーターが原因で、自軍の試合が止まる。大勝の裏で、クラブ側には別の宿題が残った形だ。試合を裁いたのは、国際舞台でも笛を吹くオランダの名主審ダニー・マッケリーだった。
先制点の起点になり、45+1分にPK
長い中断を挟んだ再開直後、17分だった。各報道によれば、ジヴァイ・ゼヒエルのスルーパスに反応した上田がGKと交錯し、こぼれた球をゼヒエル自身が押し込んで先制。得点者の欄に名前は載らないが、相手守備をこじ開けたのは背番号9の抜け出しだった。
そして前半アディショナルタイム、45+1分。複数の現地報道によれば、アニス・ハジ・ムサのパスを収めたヒバイロ・リードが倒されてPKを獲得。スポットに立った上田は落ち着いて流し込み、4点目とした。集中力の切れやすい時間帯だったが、中断のアクシデントもアウェーの重い空気も、キッカーの手元を狂わせることはなかった。
複数の報道によれば、これが2試合連続ゴールで、今季リーグ戦は2得点目となる。昨季はリーグ31試合で25ゴール2アシストを挙げて得点王に輝いたと報じられており、今季も序盤から数字を積み上げている。
渡辺剛も先発 無敗キープで4位
現地報道によれば、この日は日本代表DF渡辺剛も先発に名を連ね、日本人2人がそろってピッチに立った。2人は後半22分にそろって退いたと伝えられている。大量リードでの早めのベンチは、シーズン序盤の過密日程を考えれば温存の色が濃い。
後半はカンブールが2点を返して意地を見せたが、現地報道によれば、83分にゼヒエルがこの日2点目を挙げて勝負あり。終盤に守備がバタついた点は、次節への宿題として残った。
この勝利でフェイエノールトは2勝1分けの無敗、勝ち点7で4位につけた。一方のカンブールは開幕3連敗、勝ち点0で18位の最下位に沈んでいる。