「もう勝てないね」樹海取材の第一人者に届いた“ばったり遭遇”の一報 「出ない」が常識だったクマ出没の異変
裏社会ジャーナリスト・丸山ゴンザレスとルポライター・村田らむが「ゴンザレスTV」で青木ヶ原樹海のクマ“最新動向”を語り合った。案内人からの遭遇報告と現場の異変とは。
画像:YouTube「ゴンザレスTV」より
裏社会ジャーナリストの丸山ゴンザレスが7月31日、自身のYouTubeチャンネル「ゴンザレスTV」を更新した。ルポライターの村田らむとともに配信するトーク番組「ラジオ・モンスター」の中で、青木ヶ原樹海をめぐるクマの“最新動向”を語り合った。
この日の動画は「【バッタリ遭遇!?】樹海に遺体を荒らすクマが出没した件について話しました」と題して公開。丸山は「ある種のニュースなんですよね。その界隈の人たちにとっては」と切り出し、一般には報じられていない現場の変化を明かした。
「出ない」が数十年の常識だった
丸山は宮城県仙台市の出身。村田は青木ヶ原樹海への取材を長年続けてきたルポライターだ。番組でまず二人が確認したのは、これまでの“常識”だった。丸山が「かつては樹海にはクマが出ないって言われてましたよね」と振ると、村田も同調。溶岩地帯で餌が乏しく「わざわざ来ないんじゃない」という認識が「何十年も常識のように語られてきた」と説明した。樹海で見かける動物はイノシシとシカが「相場」で、大きく食べられた遺体を見ても、その仕業とみなされてきたという。
重なっていた“気配”
だが村田自身は、以前から違和感を抱いていたと明かす。「遺体がすごく大きくお腹が食べられてる」「ジーパンごと足を食べてる」といったイノシシでは説明しづらい痕跡、なすりつけられた大型のフン、木が「ぶわっさぶわっさ」と揺れる場面。「これはクマの糞かもなみたいなのも何回か見つけて」と、ずっと気配は感じていたと振り返る。決定的だったのは観光地の入り口付近で親子連れのクマが目撃され、一時閉鎖された一件。「あれはニュースになりました」と丸山も認めた。
案内人からの一報「もうばったりあった」
そして今回、樹海の案内人から村田のもとに「もうばったりあった」との連絡が届いたという。相手は「かなりでかかった」といい、村田は体重を「80キロから100キロぐらい」と推定。「犬として考えると、めちゃくちゃでかい」と、その脅威を表現した。幸い「相手が逃げてくれた」というが、「襲ってきたらどうしようもないな」との言葉も伝えられたと明かした。
対策の話題では、二人の“経験”もにじんだ。番組では熊よけスプレーは「近距離用」だと語られ、過去にペッパースプレーを試した際、風で自分の方に返ってきてしまったという失敗談も紹介された。取材のあり方についても「1人で行ったことって3回ぐらいしかないんですけど、やっぱめちゃくちゃ怖い」との述懐があり、「単独ってのはちょっと控えた方がいい」と、複数人での行動が望ましいとの認識で一致した。
それでも「まだまだ行こうと思ってます」
仙台の街中でもクマの目撃情報が出て、小学校で送迎対応が取られたと丸山は自身の見聞を語り、「最初はエンタメ要素でみんな盛り上がってた」話題が「これ喋れらんないぞっていうところに来てますよね」と危機感をにじませた。それでも樹海取材への意欲は失っていない。丸山は村田らを含めた取材メンバーについて「そんなことではこら折れませんから。まだまだ行こうと思ってます」と明言。「そこにリアルにクマが入ってきたっていうのは、今後の我々の取材にも少なからぬ影響を及ぼす可能性はある」と述べ、情報を継続して発信していく考えを示した。