6週間で日本を縦断した「30カ国目」のカナダ人旅行者 猛暑の日本で絶句した”意外な光景”とは

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初来日で6週間かけて日本を縦断したカナダ人女性デルフィンさんが、夏の服装や電車内の静けさ、奈良の鹿への率直な感想を語った。外国人インタビュー動画の内容を紹介する。

6週間で日本を縦断した「30カ国目」のカナダ人旅行者 猛暑の日本で絶句した"意外な光景"とは

画像:YouTube「世界がハマるニッポン【外国人に聞いてみた】」より

外国人へのインタビューを配信するYouTubeチャンネル「世界がハマるニッポン【外国人に聞いてみた】」が4日、新たな動画を公開した。

この日は「「人生で初めて…」初来日のカナダ人女性が語る”日本で絶句した理由”が予想外だった【外国人インタビュー】【海外の反応】」と題した動画を投稿。カナダ・ケベックシティから初来日したという女性、デルフィンさんがゲストとして登場し、聞き手を務めるインタビュアーの衣瑠(エル)さんの質問に答えた。

3年働いて半年の休暇、日本は「30番目に訪れた国」

デルフィンさんは職業を問われ「理学療法士」と答えた。「約3年働いてお金を貯め、半年仕事を休んだ」といい、その休暇でニュージーランド、オーストラリアを回って日本に来たと語った。母語はフランス語で、「子どもの頃からずっと本場で寿司を食べてみたかった」と初来日の動機を明かした。日本は「30番目に訪れた国」だという。

滞在は6週間に及んだ。「5月末に始めた」と振り返り、東京を起点に箱根、京都、大阪、宮島、広島、金沢、高山、松本と巡り、松本から札幌へ飛び、函館を経て再び東京に戻る行程だった。取材はその最終日で、「今夜、家に帰る」と話した。

夏の装いに驚き「服装で誰が観光客か分かる」

動画タイトルにある「絶句した」点として挙げたのが、夏の装いの違いだった。「みんな夏でも長ズボンに長袖、大きな帽子」と驚き、「カナダでは半袖と短パンが普通。ここでは服装で誰が観光客か分かる。短パンなら観光客、長ズボンなら間違いなく地元の人」と語った。

電車内の静けさにも触れ「おしゃべり禁止のルール」と表現し、「とても静かで、私はそれが好き」と好意的に受け止めた。母国では放課後のバスなどで若者がにぎやかになることもあるといい、「ティーンエイジャーですら電車やバスで静か」という観察に、衣瑠さんが「そう教えられて育つ」と応じる場面もあった。

国内線の安さに驚き、奈良の鹿には辛口

移動の話題では国内線の安さが見せ場になった。「松本から札幌までのフライトは、日本円でいくらか分からないけど150カナダドルくらい」といい、「カナダ国内は飛行機が高い。1時間半のフライトで600ドルすることもある」と比較した。地元ケベックシティには鉄道がなくバスのみで、路面電車の開通も「いつになるか分からない」と話した。

過大評価だと思うものを問われると「奈良の鹿」を挙げ、「観光客向けのショーのように感じた」と率直に語った。一方で金沢・高山・松本の一帯を「本当に気に入った」と評価。世界遺産の白川郷にも触れ、「戦前の日本の歴史の一部に触れているようだった」と語った。デルフィンさんは「歴史を知らなければ、今ある文化がなぜそうなのかを説明できない」と述べ、旅の締めくくりに日本文化への関心をのぞかせた。

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