俳優・中尾明慶38歳の不安 「1mmも思ってなかった」
俳優の中尾明慶が11日、自身のYouTubeで12月開幕の舞台「エレクトラ」出演を発表。ビジュアル撮影の現場で、40歳を前にした不安と覚悟を語った。
俳優の中尾明慶が11日、自身のYouTubeチャンネル「中尾明慶のきつねさーん」で、12月開幕の舞台・詩と音楽の光景「エレクトラ」への出演を発表した。公演ビジュアルの撮影現場でメイクを施されながら、40歳を前にした不安と覚悟を語った。
「1mmも思ってなかった」
中尾は1988年6月30日生まれの38歳。東京都出身。妻は女優の仲里依紗。
子役として仕事を始めた当時は、現場で出会ったスタッフに気に入られようとしがみついてきたという。そこから学園ドラマ、朝の情報番組、YouTubeへと場を広げてきた。それでも「まさかこの38までやれてるとは1mmも思ってなかった。本当に」と振り返った。
やれていると思っていなかった自分がいるから、と中尾は続けた。「どっか多分不安がものすごくあるんだよね」。40代、50代を生き抜くために、若い頃にやってきたものは「1回全てぶっ壊さなきゃいけないな」と思ったのが4、5年前だと明かした。以来、芝居への取り組み方を変える努力を続けているが、すぐに変えられるものではないとも語った。
台本はまだ見ていない
出演する詩と音楽の光景「エレクトラ」で、中尾はオレステス役を務める。演出は栗山民也。中尾は組むのが初めてであることに触れ、演劇にそれほど触れてこなかった自分に声がかかるとは思っていなかったと述べた。
40歳が見えてきた今、この作品は自分の人生を振り返ったときのターニングポイントになる、そうさせなければいけない——そう語り、その覚悟で臨みたいとした。一方で「正直まだ俺台本は見せてもらってない」とも明かし、現段階では作品がどうなるかを把握できていないという。それでも稽古場では全てをさらけ出すつもりだとし、「ドキドキしてる」と言った。
YouTubeを始めた理由
舞台への出演は、中尾がYouTubeを始めた動機そのものでもある。当時やっていたインスタグラムでは写真を1枚上げることしかできず、自分の言葉で思いを伝えられる場が欲しかったと説明した。「自分がこうやって舞台やる時、映画やる時に劇場に足を運んでほしいなっていうのが本当に1番やり出した大きなきっかけ」
この日はビジュアル撮影で、中尾はアイラインを引かれた。「みんな毎日やってんの?これ大変だ」と漏らし、撮影後には「なんとかみんなにかっこいいかっこいいって言われた」と笑った。
東京公演は12月13日から30日まで東京建物 ぴあ シアター、2027年1月に愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。年末の忙しい時期であることも、「チケットだって決して安いわけではないし」というハードルの高さも認めた上で、中尾は舞台を見たことがない人にも劇場に足を運んでほしいと呼びかけ、「僕も本当1から勉強するつもりで頑張ります」と語った。