アーセナル、開始77秒の悪夢 ハバーツが古巣に突き刺す
アーセナルが6日、プレミアリーグ第3節でチェルシーに2-1で逆転勝ち。開始77秒に失点したが、古巣対戦のハバーツが同点弾、ウーデゴールが決勝点。3連勝で2位につけた。
アーセナルのカイ・ハバーツが6日(日本時間7日)、本拠地エミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第3節・チェルシー戦で同点ゴールを決めた。チームは2-1で逆転勝ちを収め、開幕3連勝を飾った。
開始77秒、静まり返ったエミレーツ
ともに開幕から負けなしで迎えたロンドン勢同士の一戦。アーセナルは2勝0敗、チェルシーも2勝0敗。無敗同士の上位対決だった。
立ち上がりでいきなり失点した。開始77秒、セットプレーのこぼれ球を押し込まれ、追う展開になった。
チェルシーの出足は鋭く、本拠地は静まり返った。
古巣に突き刺したハバーツの右足
流れを引き戻したのは、古巣を知り尽くした男だった。前半25分、ハバーツはペナルティーエリア手前で自ら形をつくると、迷いなく右足を振り抜く。GKの手が届かないコースへ突き刺さり、1-1。かつて在籍したチェルシー相手に決めた一撃となった。
試合は1-1のまま前半を終えた。互いに1点ずつを分け合い、勝負は後半に持ち越された。均衡が崩れたのは、後半に入ってすぐだった。
試合をひっくり返した2点目も、起点はハバーツだった。後半5分、縦に差し込まれたパスを、ハバーツはあえて触れずに見送る。ダミーに引っかかった守備陣の眼前にスペースが開き、走り込んだ主将マルティン・ウーデゴールが強烈な一撃で仕留めた。
この日の2ゴールは、いずれもハバーツが絡んだ形だった。同点弾は自ら右足で決め、勝ち越し点は一瞬の見送りで導いた。
その後はチェルシーが再三ゴール前に迫ったが、GKダビド・ラヤが立ちはだかる。エステヴァンの決定機を防ぎ、1点のリードを守り抜いた。主審クリス・カバナーの笛が鳴った瞬間、本拠地は大きな歓声に包まれた。
アーセナル3連勝で2位、チェルシーは今季初黒星
プレミアリーグは第3節が終了。アーセナルは3勝0敗、勝ち点9で2位につけ、開幕からの無敗を守った。
敗れたチェルシーは2勝1敗の勝ち点6で4位。開幕から続いていた無敗が、この日で止まった。
試合後の会見でミケル・アルテタ監督は「我々が昨季よりもさらに高いレベルでプレーできることを示すものだ。あとは、その意欲をどう維持し続けるかにかかっている」と手応えを口にした。