声優・東山奈央、原点は小6の「ハガレン」 劇場版で思わぬ再収録依頼
声優・歌手の東山奈央が「わしゃがなTV」に初出演。声優を目指したきっかけは小6で見た「鋼の錬金術師」ニーナの回だった。劇場版出演の経緯や、来年3月の武道館ファイナルライブについても語った。
声優・歌手の東山奈央が9月17日公開のYouTubeチャンネル「マフィア梶田と中村悠一の『わしゃがなTV』」にゲストとして初出演し、声優を目指したきっかけはアニメ「鋼の錬金術師」だったと明かした。後に同作の劇場版に出演したときの思わぬいきさつも語った。
小6で見たニーナの回、親への「プレゼン」にも
東山が同作に出会ったのは小学6年生のときだ。中学受験の勉強の合間にテレビのチャンネルを回し、放送中のアニメを途中から見た。少女ニーナがキメラにされる回だった。
小学生には刺激が「強くて夢に出てきちゃったんですよ」。うなされ、寝ながら泣いて目を覚ましたという。そこからアニメにのめり込み、声優という仕事を知った。
主人公エドワード・エルリックには「どうして画面から出てきてくれないんだって、あの、泣いたことがあります」というほどひかれた。演じる声優を調べると女性だった。男の子の声にしか聞こえなかったことに驚き、声優への憧れが強まった。
養成所に通いたいと親を説得したときも、見せたのはニーナの回だった。「見た?感動したでしょ?こういう人に感動を届けられる仕事を私はやりたいんだよ。」と訴えたという。親はアニメに魔法少女もののような温かいイメージを持っており、命を扱う作品があることに驚いたそうだ。
ガヤの収録から一転、後日の呼び出し
声優になって1年目ごろ、東山は「劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」に参加した。最初は名前のない町の人として、一言二言のせりふとガヤを収録しただけだった。
後日、音響制作の担当者からもう一度収録に来てほしいと頼まれた。東山は「私なんかやらかしちゃったかな。」と不安になった。だが任されたのは、まだキャストが決まっていなかった少女の役だった。ガヤの収録で見られていたのかと問われると「そうみたいです」と答えた。
パンフレットではエドワード、アルフォンスと並んで東山の名前が載った。「今思い出しても震えるぐらい嬉しかったです」と振り返った。好きなものを周りに話していたことが起用につながったのでは、と水を向けられると「そうです。夢は言っとくべきだなと思いました」と答えた。
今年「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」がリバイバル上映された際は、チケット発売の時間から待機して席を確保し、劇場でボロボロ泣いたという。
35歳の誕生日に武道館でファイナルライブ
東山は来年3月11日、35歳の誕生日当日に日本武道館でファイナルライブを開く。歌手活動10周年の締めくくりとなる公演で、その後は歌手活動をいったん休む。東山は「非常に前向きな決断と言いますか」と話し、体力面などを理由に活動の方針を変えると説明した。
10月7日には4枚目のフルアルバム「OVER THE RAINBOW」を発売する。新曲8曲と既存曲4曲の全12曲を収める。