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シャルケの日本人MF田中聡が5日(日本時間6日)、本拠地フェルティンス・アレーナで行われたブンデスリーガ第2節のバイエルン・ミュンヘン戦に先発フル出場し、0-0の引き分けをつかんだ。昨季2部から昇格したシャルケにとって今季初の勝ち点で、バイエルン相手の勝ち点獲得は2017年以来となる。
13.2キロはキミヒ超え 中盤の底で網を張る
田中は5-4-1の中盤の底に入り、ブンデスリーガ1部デビューを果たした。地上戦のデュエルは10回中8回で勝利。インターセプト6回、ボール回収5回と中盤で網を張り、王者の縦パスを片っ端から寸断した。
総走行距離は13.2キロ。ドイツ代表MFキミヒの12.8キロを上回る両チーム最長だった。開幕節をアウクスブルクに0-3で落とした昇格組が、2戦目で見せた粘りの中心にいた。
支配率83%、それでもスコアは動かず
試合の構図は極端だった。バイエルンのボール支配率は83%、パス数は914本に達し、シュートも15本を浴びせた。期待値は2.10対0.21と、数字上は一方的な内容だった。
それでもシャルケは自陣に5-4のブロックを敷いて中央を消し続け、最後の一線を割らせなかった。
ゴールマウスに立ちはだかったのはGKカリウスだった。後半、オリセの決定的なシュートを止め、終盤にはケインが25メートル付近から放った強烈なミドルを右手一本ではじき出す。5セーブでクリーンシートを守り抜き、ファン投票で68%を集めてマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
バイエルンはコンパニ監督が後半開始からケインを投入して打開を図ったが、最後まで守備ブロックをこじ開けられなかった。公式戦で無得点に終わったのは59試合ぶり。今季初のつまずきとなった。
伊藤洋輝はベンチ、日本人対決はならず
日本人対決は実現しなかった。バイエルンのDF伊藤洋輝はベンチスタートで、出番は訪れなかった。
同じ日本人がピッチ上とベンチで明暗を分けた形となった。昇格初年度のシャルケで、田中は王者相手に90分間を走り切った。
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