小籔千豊、吉本退社を決めたのは1年以上前 自ら「業務提携」を願い出た
小籔千豊が19日公開の「ざっくりYouTube」で吉本興業退社を説明。決断は1年以上前で、社員に世間話のように探りを入れ、自ら業務提携の形を願い出た経緯を語った。
吉本興業所属の小籔千豊が、19日公開のYouTubeチャンネル「ざっくりYouTube」で、年内での同社退社について「吉本をね、やめさせていただくということになりました」と自ら報告した。千原ジュニア、フットボールアワーの後藤輝基、岩尾望を前に、決断は1年以上前だったと明かした。
「やめるに至るほどのその何か不満があるわけじゃない」
小籔が繰り返したのは、喧嘩別れではないということだった。バチッと喧嘩して辞めるなら「この日」という日付ができるが、自分にはその日がない。長くいれば細かいことはあるかもしれないとしながら、「やめるに至るほどのその何か不満があるわけじゃない」と言い切った。
代わりに挙げたのが、吉本にいる最大のメリットだった。吉本新喜劇、自身のフェス「コヤブソニック」、そして劇場で面白い後輩たちとベラベラ喋れること。新しい座長ができて自分はもう新喜劇には出ないだろうと思い、コヤブソニックもそろそろ一区切り。新喜劇に出ないなら劇場にも足が向かない。三つが同時に細っていった先で「おる意味ないんかな」と思ったと明かした。
社員に世間話を装って聞いて回った
辞めると決めたのは1年以上前。小籔はそこから下調べを始めていた。吉本に切り出せばどうなるのか、レギュラーの仕事は続けられるのか。この番組は続けられるのかも、世間話のように社員へ尋ねて回った。「別に続けるんじゃないですか」という反応を複数の社員から聞いていたという。「あ、これできるんやなと」。そのうえで会社に伝えたという。
自ら願い出た「業務提携」
契約の形は、小籔が自分から頼んだものだった。岡本昭彦社長と食事をした際、「僕のお願いとしたら業務提携みたいな形ってしてもらえませんかみたいな」と切り出したという。
理由は「揉めてやめても揉めてなくてやめても」周囲に揉めたと受け取られるからだ。揉めていないと説明しても「だって揉めてなかったらやめへんから」と言われるに違いない——小籔はそう先回りして語った。それが嫌で、提携という形を残したかったのだという。返事は「あ、いいよって言ってくれて」。吉本興業は26年12月31日で専属マネジメント契約を終了し、27年1月1日からパートナーシップ契約を結ぶと発表している。
マネージャーも事務所も、まだ決めていない
事務所もマネージャーも何も決めていない。これも意図的だ。事務所もホームページも名刺も揃えてから発表すれば、準備ができたから辞めたように見える。小籔は「発表するまで何も決めへんとこ思って」と話し、マネージャーも社員も声をかけていないと明かした。全部を揃えてから発表するのは「キモい」というのが小籔の理屈だが、共演者からは「最終的に何にも決まってへん方がキモい」と返された。
マネージャーやスタイリストの扱い、ギャランティーの処理も「まだ話し合ってない」といい、12月までに決めなければならない。それでも周囲が驚き、心配し、声をかけてくれることを、小籔はありがたいと語った。
「台風の真ん中におるみたいな感じでなんか今ぼーってしてんね」「だからと言って何も考えてないねんけど、今」