高木豊、巨人の89年ぶり7連敗に「屈辱的な数字」 3試合3得点
野球解説者の高木豊が9月6日公開の自身のYouTubeで、巨人が阪神に喫した89年ぶり7連敗を総括。「屈辱的な数字」と語り、3試合3得点の打線とベンチの起用法に苦言を呈した。
野球解説者の高木豊が、9月6日公開の自身のYouTubeチャンネル「高木 豊 Takagi Yutaka」で、巨人が阪神に喫した89年ぶりの7連敗を総括した。動画内で示された9月3日時点で首位阪神とのゲーム差は4.5に開いており、高木は両軍の違いを「自信を持ってる大人のチームとやっぱまだ成熟度が足りないチームとのやっぱ差が出たかな」と表現した。
3試合で3点、甲子園でも東京ドームでも
聞き手が対阪神7連敗は89年ぶりだと伝えると、高木は「屈辱的な数字だよね」と応じた。甲子園でも東京ドームでも勝てなかった。
打線の沈黙にも言及した。直接対決の3連戦で巨人の得点は1試合1点ずつ。「3試合で3点というね」と数字を挙げ、それでは勝てないと切り捨てた。
準備の差も突いた。阪神は天王山に当てる先発を選別し、休ませて並べてきた。巨人にその余裕はなかったと指摘する。走塁でも走者が勝手にスタートを切ってタイミングを読まれ、相手捕手に大事な場面で走らせない準備をさせてしまったと語った。
ベテランも若手も中途半端
高木はベンチの起用法にも矛先を向けた。「だけどやっぱ坂本の使い方、丸の使い方でも中途半端だな」。丸佳浩については、起用すれば結果を出すとしてベテランの技術を評価した。
ベンチが連戦は全部起用すると選手に伝えたうえで、試合の中で調整させておけば違った形になったはずだとし、大事な一戦にぶっつけ本番で送り出す起用を問題視した。「ベテランって長く使ったら味が出るって」とも述べ、技術を持つ選手を使い続ける必要を説いた。
若手の扱いにも疑問を示した。サヨナラ犠飛を打った翌日に先発を外れ、代打で安打を放って得点につなげた石塚を挙げ、「あれ使っときゃよかったかな。で、なんで使わないのかな?」。4番を任せてきたダルベックがスタメンを外れたことにも触れ、勝負どころに残っていれば相手は嫌だっただろうと語った。
残る直接対決は2試合
直接対決は9月と10月に1試合ずつ残るのみ。高木は「それもう今年9連敗で終わるわけにいかんだろ」と語気を強めた。
「2つ残ってるその2つにかけるしかなくなってきてる」。巨人が直接対決で詰められるのは2ゲームで、残り試合数の多い阪神が2ゲームほど離して終えなければ逆転もあり得ると述べ、救援のマルティネスらを毎日投げるくらいの覚悟で使うスクランブル態勢に入らなければ間に合わないと語った。
阪神については「ま、阪神の方は王道だな」と評価した。そのうえで高木は、巨人の戦いぶりに必死さが伝わってこないと語り、こう続けた。「もう少しなんかもがいてほしいよな。もうこの時期だからね」