レアル・マドリード、敵地で今季初黒星 87分に幻の同点弾
レアル・マドリードが4日、敵地でのラ・リーガ第4節ベティス戦に0-1で敗れ、今季初黒星。81分に途中出場の選手へ決勝点を許し、87分の同点弾はVARで取り消しに。終盤のPKも決まらなかった。
レアル・マドリードが4日(日本時間5日)、敵地エで行われたラ・リーガ第4節でレアル・ベティスに0-1で敗れた。リーグ戦4試合目にして今季初黒星、それも無得点での完封負けだった。
81分、途中出場のパロットが決勝点
前半は0-0。互いに決め手を欠き、スコアが動いたのは試合が残り10分を切ってからだった。
ベティスは自陣に人数をかけてスペースを消し、セットプレーに活路を求めた。その狙いが、終盤に形になる。
均衡が破れたのは81分。コーナーキックの流れからネルソン・デオッサが放ったヘディングをGKティボー・クルトワが弾くと、ゴール前に詰めていたアイルランド代表FWトロイ・パロットが至近距離から押し込んだ。
68分にピッチへ送り出されたばかりの交代選手だった。今夏AZから加入して以来となる初ゴールを、よりによって白い巨人を相手にたたき込んだ格好だ。
幻の同点弾、VARが取り消し
内容で上回っていたのはマドリードだった。ボールを握り、決定機の数でも敵地で優位に立った。サイドを起点に何度もペナルティーエリアへ迫ったが、最後の一手が決まらない。
エムバペもビニシウス・ジュニオールもゴール前に顔を出す。それでもネットは揺れなかった。
87分にはビニシウスが送ったボールにマドリードの選手が反応し、アクロバティックに合わせてゴールへ流し込んだ。同点かと思われた一撃は、しかしVARの介入で直前のオフサイドを取られ、幻に終わった。
最後はGKバジェスの右手が阻んだ
後半アディショナルタイム、ビニシウスがナタンに倒されてPKを獲得する。キッカーはキリアン・エムバペ。だが右を狙ったシュートにGKアルバロ・バジェスが完璧に反応し、はじき出した。
マドリードは相手選手のエリア内侵入を主張して再蹴を求めたが、認められなかった。主審のアレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス氏は再開を指示し、そのまま試合はタイムアップを迎えた。
ベティスは1点のリードを守り切り、ホームで勝ち点3を手にした。マヌエル・ペジェグリーニ監督が組んだブロックを崩し切れなかったマドリードは、決定機の数と結果が噛み合わないまま第4節を終えた。
0-1。セットプレーの一発が、90分間の明暗を分けた。