菊池雄星、6回自責0の力投 エンゼルス敵地で6―1快勝
エンゼルスの菊池雄星が5日(日本時間6日)、敵地PNCパークのパイレーツ戦に先発。6回5安打3四球6奪三振、自責点0の投球でチームの6―1快勝を呼び込んだ。
エンゼルスの菊池雄星が5日(日本時間6日)、敵地ピッツバーグのPNCパークで行われたパイレーツ戦に先発登板し、6回を5安打3四球6奪三振、自責点0と好投した。チームは6―1で快勝している。
走者を出しながら自責点0
左腕はこの日、決して余裕のある内容ではなかった。6イニングで許した安打は5本、与えた四球は3。走者を背負いながらも、自責点は0だった。
要所では三振を奪い切り、6回を投げ終えた時点でも自責点はゼロのまま。菊池は6回でマウンドを降りた。
先発に求められる6イニングを投げ切り、自責点を0で終える。派手さはないが、勝ち試合の入り口をつくる仕事だった。
打線も応えた。相手先発のブラクストン・アシュクラフトは5回9奪三振と力投したが3自責点。エンゼルスは最終的に6得点を挙げ、パイレーツを突き放した。
エンゼルスにとっては、投打がかみ合った一戦だった。先発が6イニングを自責点0で持ちこたえ、打線が6点を奪う。6―1というスコアは、その組み合わせがそのまま表れた数字だ。
奪三振では上回られても
敗れたパイレーツの先発アシュクラフトは、この日9三振を奪う投球を見せていた。三振の数だけを見れば、上回っていたのは右腕のほうだった。
アシュクラフトは5イニングを投げて9三振。一方の菊池は6イニングで6三振。三振では3つの差がついたが、投球回では菊池が1イニング上回った。
それでも、6イニングを自責点0でまとめた菊池と、5イニングで3自責点を失ったアシュクラフト。両先発の内容は対照的だった。
菊池は得点圏に走者を背負ってからの粘りで、試合の流れを渡さなかった。奪三振の数ではなく、投球回とアウトの積み重ねで先発の役割を果たした形だ。
試合は最終的に6―1。エンゼルスが敵地PNCパークで快勝を収め、パイレーツは本拠地で1点にとどまった。
54勝88敗のなかで
エンゼルスは今季54勝88敗。ポストシーズン進出の可能性は既に厳しく、残る試合は来季に向けた戦いという色合いが濃い。
54勝88敗という数字は、9月に入った時点で勝率が5割を大きく下回っていることを示している。
そのなかで迎えた9月の敵地マウンドで、左腕は先発の仕事を果たした。6イニング、5安打3四球6奪三振、自責点0。エンゼルスは6―1でパイレーツを下した。