ホリエモン、スターシップ初周回に「異次元やばい」 次は箸キャッチか

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堀江貴文氏が9月29日公開のYouTube動画で、スペースX「スターシップ」初の地球周回軌道飛行の成功を解説。スターリンクV3衛星の初放出や、次回の“箸キャッチ”の可能性にも触れた。

ホリエモン、スターシップ初周回に「異次元やばい」 次は箸キャッチか

実業家の堀江貴文氏が9月29日、YouTubeチャンネル「堀江貴文 ホリエモン」で動画を公開し、米スペースXの大型宇宙船「スターシップ」が初の地球周回軌道飛行に成功したことを解説した。堀江氏は今回の「フライト14」を「ほぼほぼサクセスと言っていいんじゃないかなと思います」と評価した。

堀江氏はロケット開発ベンチャー、インターステラテクノロジズの創業者として知られる。

スターリンクV3を初めて放出

堀江氏が強調したのは、軌道上で放出された次世代通信衛星「スターリンクV3」26機だ。V3の放出は今回が初めてで、下りの通信容量は1Tbpsあるという。すでに全機がスターリンクに接続され、供用が始まっていると紹介した。

堀江氏は、現行のスターリンク衛星が今後V3に置き換わっていくとし、V3で空が埋め尽くされれば、改造なしのスマートフォンでも下りで150Mbps程度が出るようになり、動画などのブロードバンド通信ができると説明した。

上りについては、スマホの電力が少ないことによる物理的な限界があり、ブロードバンド化にはまだ時間がかかるとの見方を示した。一方、専用のアンテナとルーターがあれば超高速通信が可能になるとして、「もう本当光ファイバーとかを引くのとそんなに変わんなくなっちゃうと思いますね」と語った。

堀江氏は、大量打ち上げを支える拠点にも触れた。ルイジアナ州に建設が決まった次世代のスターベースは、燃料のメタンをガス田からパイプラインで直接供給することまで構想しており、毎日のように打ち上げることを前提に造られているという。

エンジン不具合で予定を短縮

堀江氏によると、機体はテキサス州ボカチカのスターベースから打ち上げられた。1段目は燃焼を終えたあと、制御されながらメキシコ湾に着水した。1基ほど不具合があったらしく完全ではなかったものの、制御された着水にはほぼ成功したと説明した。

2段目のスターシップもエンジン1基に不具合を抱えたまま、第1宇宙速度にあたる秒速7.8キロに達して軌道に入った。当初は地球を6周してチリ沖の南太平洋に着水する予定だったが、予定を早め、打ち上げから約3時間後に米国沖の北太平洋へ着水した。

堀江氏は、大気圏への再突入でも耐熱タイルに大きな破損はなかったと説明した。打ち上げから着水までの一連の様子は、スターリンク経由で世界中にネット配信されたという。

次回は“箸キャッチ”か

堀江氏は、次回エンジンに問題がなければ、スターシップがスターベースに戻り、発射塔「メカジラ」のアーム「チョップスティック」で機体をキャッチできるかもしれないと予想した。そのうえで「完全再利用への道が開けたということで素晴らしい」「もう異次元やばいです」と語った。

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